小向きゅう舎整備計画について
神奈川県川崎競馬組合から、標記計画について、情報を得ましたので、お知らせします。
①きゅう舎馬房エアコン設置について
在きゅう馬を移動させながらの作業で、2020年度には完了するとのことです。
②小向練習馬場の改修について
本事業は、「強い馬づくり」を推進するため、理事会の決定を経て、担当理事が、調教師会の意見を聞きながら粘り強く要望した事業であり、神奈川県川崎競馬組合が、河川管理者である国交省河川事務所の承認を得て、晴れて実現することとなりました。
本年11月頃着工予定であり、第一期工事として、馬場内にゲート練習が可能な周回馬場及び角馬場を新設します(2020年度3月末完成予定)。第二期工事は、馬場内にふたつの丸馬場、連絡路及びハロー装着場等を整備する工事です(2021年3月末完成予定)。
※なお、台風19号による小向練習馬場冠水の影響で、本工事の着工が遅れる可能性があります。
③小向きゅう舎内整備について
今年度末に、神奈川県川崎競馬組合きゅう舎管理課、調教師会、騎手会、騎手調整室、並びに愛馬会事務所が移転し、新たな管理棟に移ります。
その後は、当協会が、理事会の決定を経て、強く要望したきゅう務員宿舎等の建設が行われる運びとなりました。会員の馬を毎日飼養管理するきゅう務員の生活環境改善を何としても実現させたいと言う強い思いで、要望しました。
・きゅう務員宿舎:150戸(1LDK、2LDK)
・築年数が経過した古いきゅう舎を建て替え、15棟を新築する(完成後622馬房)。
※住居部分に2年、馬房部分に5年を要するとされ、7年後には完成予定とのことです。
③小向きゅう舎監視カメラの設置について
禁止薬物陽性馬発生防止対策として、当協会理事会の決定を経て、競馬の公正確保を図るため、強く要望した事業であり、年度内に193台の監視カメラが設置される見込みです。